壁にぶつかった時どうするか

誰でも調子のいい時と悪い時と当然あります。

 

 

 

特にアスリートはそういう波を感じることが多いと思います。

 

 

 

 

 

 

調子の良い時はほっておいてもうまくいきます。

 

 

 

 

自信が溢れた状態では幸福感が高まり、エンドルフィンという肉体の活動に直結している神経伝達物質の分泌が活発になり、パフォーマンス向上に大きな役割を果たすそうです。

 

 

 

 

つまり、自信があることは身体にも良い影響を与えます。

だからうまくいっている時は自信が溢れ、さらに良いパフォーマンスを出せる。好循環が生まれます。

 

 

 

 

 

 

 

問題は調子が悪い時です。

 

 

 

 

原因が分かれば意外とストレスは溜まりません。

 

 

 

 

問題なのは「原因が分からないとき」です。いわゆる「スランプ」というものだと思います。

 

 

 

 

 

なんとかしたいけど原因が分からないから試行錯誤しながらもがく。

 

それでも調子が上がらなければ、ストレス状態が長引き、自信を失わせる。

 

 

 

 

こんな時に自分自身で気づけるアスリートは中々いないと思いますが、なにがなんでも乗り越えてみせる、という姿勢は絶対必要です。

逆境に強くなければなりません、困難は「成長するための最高の機会」になります。

 

 

 

ただ原因が分からない時は分かりません。

必死じゃないとかではなく、必死になっても分からない時は分かりません。

 

 

 

 

 

だからこそこんな時に指導者やトレーナーの出番だと僕自身は思います。

 

 

 

 

本人が気づいていない崩れや乱れを指摘し、気づかせる。自信を取り戻すサポートをする。

 

 

 

 

そういう役割が指導者やトレーナーだと思います。

 

 

 

 

問題点を指摘するのは容易ではありません。いつも注意深く見ていなければ気づくことはできないし、どれだけたくさんの人をみてきた経験があるかも重要です。

 

 

 

 

トレーナーの駆け出しの時、人通りが多いマックに一日中居座って、目の前を歩いていく人達の歩行動作をひたすら見て訓練していたこともありました。今も無意識に人の歩行や姿勢を見てしまいます。まだまだわからないことだらけですが、徐々に崩れや乱れに気づけれようになってきます。

 

 

 

話がそれました。

 

 

 

要は原因を指摘されずに、調子の悪さだけを批判されることは選手にとってはかなりストレスになります。

 

 

「なんでできないんだ」

「いつもできていることが全然できていないじゃないか」

「もっと必死でやれ」

 

 

 

自分でも調子が悪いのは百も承知。問題は原因が分からないことです。

 

 

 

 

以下はシンクロ界の名将、井村雅代コーチの発言

 

「叱るときに心がけていることは【叱る絶対三点セット】を厳守することです。

 

①まず、相手の「悪いところをハッキリ指摘する」

②次に「直す方法を指導する」

③最後に「それでいいかどうか、直ったかどうか、OKかNGかをきちんと伝える」。

 

叱るだけで直す方法を言わなかったら、選手は自信を無くすだけです。」

 

 

 

 

 

僕自身もこの言葉を聞いてから、トレーニング指導時にもいつも意識しています。

 

 

 

 

調子の良い時ではなく、悪い時にいかに粘り強くサポートできるか。

 

 

 

 

 

そういう存在でいたいと思う日々です。